汚れた霊と自閉症

先日、ソマさんというインドの女性が考案した、自閉症の人のための教育メソッド「RPM(ラピッド・プロンプティング・メソッド)」について、書きました。

少し調べたところ、やはり、この「RPM」を使った個人レッスンなるものが、日本でも行われつつあるようです(一体おいくらなんでしょうね)。

でも、地味な感じで、大々的に宣伝されているわけではありません。このRPMのように、『知る人ぞ知る』的な感じが、また、興味を持たせるためのテクニックなのかな…とも感じました。

私もどうしてもRPMをやってみたい気持ちになり、英語で書かれているソマさんの本を買ったりしていたのです(実際は読めなかったのですが…)。他の、自治体や病院が行っている公的な療育機関のみに通い、半ば諦めている親御さんよりも、自分の方が頑張っている気持ちを持っていました(高慢ですね)。

しかし私は、RPMの考え方、『自閉症の人は何もわからないように見えるけれど、実は何でもわかっている。音声言語でのコミュニケーションが苦手なために、誤解されて苦しんでいる』といったことを知っても、自閉症について、息子について、どのように捉えていいか、いつも迷っていました。

困った行動を取ることも、自閉症の人自身にはどうにもならなくて、本人が一番困っているなら、叱ったり注意したりしていいものか、どんな話し方だったら最適なのか、さっぱりわかりませんでした。

 

2016年の1月にRAPTさんのブログに出会い、2月に、神様が私に信仰を与えてくださいました。

信仰が与えられた後、一体、神様は、障害がある息子のことを、どのように捉えているのだろうか、神様の考えが知りたい、どう見ていらっしゃるのか知りたい…と思う日々をしばらく送っていました。

ある時、聖書を読んでいて、ある個所にくぎ付けになりました。↓

マルコ福音書
汚れた霊に取りつかれた子をいやす 

9:14 一同がほかの弟子たちのところに来てみると、彼らは大勢の群衆に取り囲まれて、律法学者たちと議論していた。
9:15 群衆は皆、イエスを見つけて非常に驚き、駆け寄って来て挨拶した。
9:16 イエスが、「何を議論しているのか」とお尋ねになると、
9:17 群衆の中のある者が答えた。「先生、息子をおそばに連れて参りました。この子は霊に取りつかれて、ものが言えません。
9:18 霊がこの子に取りつくと、所かまわず地面に引き倒すのです。すると、この子は口から泡を出し、歯ぎしりして体をこわばらせてしまいます。この霊を追い出してくださるようにお弟子たちに申しましたが、できませんでした。」
9:19 イエスはお答えになった。「なんと信仰のない時代なのか。いつまでわたしはあなたがたと共にいられようか。いつまで、あなたがたに我慢しなければならないのか。その子をわたしのところに連れて来なさい。」
9:20 人々は息子をイエスのところに連れて来た。霊は、イエスを見ると、すぐにその子を引きつけさせた。その子は地面に倒れ、転び回って泡を吹いた。
9:21 イエスは父親に、「このようになったのは、いつごろからか」とお尋ねになった。父親は言った。「幼い時からです。
9:22 霊は息子を殺そうとして、もう何度も火の中や水の中に投げ込みました。おできになるなら、わたしどもを憐れんでお助けください。」
9:23 イエスは言われた。「『できれば』と言うか。信じる者には何でもできる。」
9:24 その子の父親はすぐに叫んだ。「信じます。信仰のないわたしをお助けください。」
9:25 イエスは、群衆が走り寄って来るのを見ると、汚れた霊をお叱りになった。「ものも言わせず、耳も聞こえさせない霊、わたしの命令だ。この子から出て行け。二度とこの子の中に入るな。」

9:26 すると、霊は叫び声をあげ、ひどく引きつけさせて出て行った。その子は死んだようになったので、多くの者が、「死んでしまった」と言った。
9:27 しかし、イエスが手を取って起こされると、立ち上がった。

9:28 イエスが家の中に入られると、弟子たちはひそかに、「なぜ、わたしたちはあの霊を追い出せなかったのでしょうか」と尋ねた。
9:29 イエスは、「この種のものは、祈りによらなければ決して追い出すことはできないのだ」と言われた。

 

私はRAPTさんのブログの有料記事で、霊について知り、悪魔・悪霊について、知りました。

「汚れた霊」というのは、悪魔・悪霊だと思いましたが、この箇所に出てくる子どもの様子を読んで、すぐにうちの息子のことが浮かんだのです。『ものも言わせず、耳も聞こえさせない』なんて、うちの息子の状態にそっくりだと。

ものすごくショックでしたが、納得してしまいました。

そして、神様から見て、自閉症って、やっぱり「良い」状態ではないんだ…と思い、意外なことに、心が楽になったのです。

それまで、自閉症、障害について、「ありのままでいい」的な考え方、「障害を治そうと思わないで、周囲の人が理解するべき」といった考え方にずっと触れてきて、本当に苦しかったのです。「ありのままでいい」とは、どうしても思えないことがたくさんあったのです。

上記の聖書箇所の中に、「霊は息子を殺そうとして、もう何度も火の中や水の中に投げ込みました。おできになるなら、わたしどもを憐れんでお助けください。」という父親の言葉があります。

これを読んで、あるお母さんが書いていたブログ(実話)の記事を思い出しました。自閉症のお子さん(と言っても小学校の高学年だったか中学生かでした)が、毎日、海の荒波に飛び込みたがるようになってしまったそうなのです。そのお子さんは泳げないのでお母さんは止めようとするが、どうしても止められず、止めるとものすごく暴れるので、どうしようもなく、体にロープをしっかり結びつけて、飛び込むのを許しているという内容でした。最終的には、飛び込むのをプールに変更出来たとのことでしたが…。

自閉症の人たちの衝動的な行動、理解しがたい行動、言動について、様々な言説がありますが、悪魔、悪霊が関係していると考えると、一緒に生活している私にとっては、ものすごくすんなり納得がいくのです、

 

私は公的な療育の他、食事療法やら、行動療法やら、筆談やら、ホメオパシーやら、何やら色々しましたが、どれも、息子が変わった、と言えるほどのものはなかったです。一番役に立ったのは、行動療法ですかね。ABAというものです。

※参考までに、ABAで一番おすすめなのは、つみきの会です。確か一番安い料金ですし、メーリングリストもかなり充実した内容です。私は資料を買っただけで、自己流に取り入れられるところだけ取り入れました。トイレトレーニングで効果がありました。

 

何よりも、神様に出会ったことが一番、息子にとって、そして私たち家族にとって、私にとって、素晴らしい、素晴らしすぎることです。

神様に出会ってから、少しずつですが、息子は確実に良い方向に変化しています。今までしてきた様々な療育、食事療法…などとは、明らかに、全く違います。

 

それに、文字盤で、自閉症の人が自分の考えを表現できるようになったからといって、それで作家になった、〇〇になった、何が出来るようになった…といって、神様に出会えなかったら、それで一体何が幸せなのでしょう。

この世界は悪が支配しているし、その悪に迎合することになるだけです。世の中がどうしてこんなにおかしいのか、悪に満ち溢れているのか知りたい方は、ぜひ、RAPTさんのブログを読んでみてください。

神様なしには、本当の幸せなんてありません。全て上っ面、いつ消えてなくなるかわからない空しいものだけです。

息子が神様に本当に出会うこと、死ぬまで神様を愛し続ける人生を与えられること、それが私の願うことです。

一人でも多くの人が、RAPTさんのブログに出会い、そして唯一、本当の神様に出会うことが出来ますように。