「あかいくつ」「パンを踏んだ娘」…心に残る童話

昨日、子どもに読んだ絵本です。

あかいくつ(アンデルセン作)※クリックするとアマゾンに飛びます。

 

アンデルセンは同性愛者だったという話もありますし、才能があるために悪魔崇拝者に取り込まれてしまった可能性もありますが、それでも、ストーリー展開が魅力的で、何か心に響く作品がある、と思っています。この「あかいくつ」、私が子どもの頃読んで、ずーっと心に残っている話の一つです。

子どもの頃は、キリスト教や教会に無縁でしたから、よくわからない部分もありましたが、でも、主役であるカーレンがどうしても赤い靴に強烈に惹かれて罪を犯してしまうところ、そしてその罪に対する恐ろしい報いを受けること、自分がした悪いことに気づいて、最後は神様に出会うところ…ずっと心に残っていました。

この絵本ではカーレンが天国に行ってしまうので、最後が物足りないですけれど。神様に出会って、その後、素晴らしい生き方が出来る女性になっていたらもっと良かった!

 

あと、ずっと忘れられないアンデルセンの童話は、「パンを踏んだ娘」です。

絵本は見つけられなかったのですが、ストーリーを読めるサイトを発見しました。↓

「パンを踏んだ娘」(絵はありませんが、お話が読めます)

これも、欲に囚われて罪を犯し、その報いを受けたことによって、自分がした悪いことに気づき、つぐないをする話です。主人公の女の子が、鳥になってしまうのが、ちょっとどうかとは思うのですが、でもやっぱり子どもの時に読んで、強烈に心に残り続けているお話です。

 

「あかいくつ」を読んでいる最中、子どもたちはものすごく集中して聞いていました。

 

日本的な昔話は、大した苦労もなく得をしたり(「わらしべ長者」「こぶとりじいさん」とか…)、嘘をつくのを推奨したり(「まんじゅうこわい」とか)、etc.etc.…ストーリー展開は面白いけれど、怠惰や嘘など、罪を犯しても大丈夫だという価値観を植え付けたりするものが多くて、意図的な悪意を感じてしまいます。

そんなものにばかり、私もどっぷりつかってきたんだな…と思います。

図書館の読み聞かせなんて、うっかり行くことが出来なくなりました。

この前も、図書館の読み聞かせに子どもが参加したがったので参加しましたが、途中で「もうやめる」と子どもから言ってきました。呪文?みたいなわらべ歌?を歌ったり、何を読んでもらったか忘れてしまいましたが、楽して得をする話だったように記憶しています。

 

子どもの頃に触れる絵本、本、文化、芸術は、本当に大切だと思います。

本当に良いものをつくって、与えていきたいものです。